車山の山頂から眺める八ヶ岳、富士山、南アルプスなどの山岳風景は絶景です。車山湿原へ下る遊歩道からは、八島湿原、鷲ヶ峰、男女倉山、鉢伏山、三峰山などが楽しまさせてくれます。 車山日記
車山高原から眺める蓼科山・八ヶ岳と八子ヶ峰、美しい信州のホワイトパラダイス
信州歴史散歩
2013年6月14日、車山高原のレンゲツツジが見ごろをむかえました。
井戸尻遺跡群と「縄文の泉」公園
立場川から東へ二つ目の母沢から、東の鹿ノ沢までのおよそ2.5㎞の範囲で、井戸尻・曽利・藤内・九兵衛尾根・居平・唐渡宮・向原など、名だたる遺跡が集中し、「井戸尻遺跡群」を総称しています。名の由来となった井戸尻遺跡は、JR信濃境駅から約1.2㎞ほど南に下ったところにあります。

     
  • 信州随一の紅葉の名所、奥蓼科にある横谷渓谷!
  • 横谷観音から見下ろす乙女滝と麦草峠の白駒池がお勧めです。途中のダケカンバの黄葉!
「横谷観音」の入り口には、無料駐車場・案内所・売店・トイレがあります。その左の遊歩道を歩き始めます。5分も歩くと「横谷観音」のお堂があり、その先が展望台です。展望台からの眺望は素晴らしく、紅葉の渓谷、その向こうに茅野市街が見下ろせ、さらに遥か彼方に、中央アルプスなどの山々が眺望できます。
鎌倉時代、滋野系芦田氏により築城された芦田城

  • 立科町古町の丸山が城址です。
  • 依田光徳は芦田城と芦田川を挟んで居館を構えた。2代目城主玄光が父の法号・光徳寺殿海雲良儀大居士に因んで開山した。光徳寺の枝垂桜が有名です。
文明18年(1486)坂城の村上氏が小県、佐久地方に侵攻するに際し、配下の小県の依田氏と同盟する高井の米持氏と連合して攻城し芦田重房を陥落させた。依田光徳が城主となり、芦田と改名して支配を継続したが、滋野系芦田氏は滅亡した。
霧ケ峰連峰の最高峰・車山山頂の気象レイダー

  • この左側の断崖が車山火口跡です。
  • 気象レーダーのアンテナから発射したレーダービームを、雨粒や雪片に当たって反射してくるエコーを受信することにより、雨の強さや雨域の広がりを測定します。
  • 山頂からの360度大パノラマもお楽しみ下さい。  
気象庁のレーダー観測網をより充実させるため、富士山レーダーに替わり、車山山頂に新たな観測所が登場しました。

佐久市の望月城、圧倒的な桜風景

  • 比高80mの山城ですから、鹿曲川と望月の里が一望されます。
  • 明和2年の大火後の建物が多く残り、出桁や格子、うだつなど宿場の雰囲気を留める町並
最初の築城記録は鎌倉時代で、滋野三家の望月氏が本拠地として天神城として築城しました。中先代の乱(1335年)の8月、信濃守護の小笠原貞宗が経氏に命じ落城させましたが、望月氏は滅亡せず室町時代に新たに望月城として築城しました。

紅葉の車山高原

  • 八ヶ岳を茜色に染める朝日が、早朝の霧を払うように草紅葉を照らしながら昇る風景。
  • 車山らしいなだらかな山裾の風景です。
車山ではまだですが、昨日、富士見高原の方でフキノトウ・カンゾウが芽吹いていました。その後、茅野市の上原城祉を散策していましたら、そこでも沢山みられました。
車山高原の高台のリゾートイン、レア・メモリー
  • 東の八ヶ岳と正対します!
  • 八ヶ岳から昇る朝陽で目覚めます。
  • 前庭の樹木を飛び交う野鳥の囀りに癒されます。
春を告げるヒバリの囀り、ノビタキの早春の初見などは、4/14現在確認されていません。シュジュウガラがやたらと飛び交い、甲高い鳴き声を車山に響かせています。 
八島ヶ原湿原 宿り木(寄生木)
  • 1月31日撮影!
 
  • 御射山に向かう木道沿いです。
  • 宿主(しゅくしゅ)はミズナラです。
落葉樹に寄生する常緑の小低木で、冬でも青々として生命力を感じます。霧ヶ峰の八島ヶ原湿原、車山湿原、踊場湿原の三つの湿原内は、いずれも湿原保護のため木道がありません。湿原内の植物等を観察するには、周囲の木道から双眼鏡・望遠鏡などを利用して下さい。湿原内には積雪期も立入できません。