車山高原 さわやか信州 旅日記 10月
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蓼科山から昇る朝陽に映える紅色の輝き!八島ヶ原湿原の草紅葉!ススキ野の黄金一色の花穂の群落! 草紅葉は8月末から始まります。赤く点在するシツゲンヤマウルシの可憐な面影が、緑の浮島にやどり やがてタカトウダイ・アサマフウロ・ミヤマニガイチゴ・ジャコウソウなどが紅に染まり 10月上旬のヤナギランの群落と共に、鮮やかな秋色を演出してくれます。 |
2014年10月の日記
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2013年10月の日記
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10月23日は、二十四節の一つ霜降、車山の紅葉がみごろになります |
ウルシの仲間は、紅葉時期が早く、しかもきれいに紅葉します。 車山ではヌルデの朱赤色の紅葉が、一面強風で大きく揺れています。 五倍子(ふし)はヌルデシロアブラムシという虫がヌルデの枝に産卵し、一万匹もの幼虫が孵化してその樹液を吸いコブ状に膨らみます。傷から細菌が入らないようにタンニンを溜めるため五倍にも膨らむので、五倍子と名付けられました。タンニンが豊富なため皮なめしに用いられたり、かつては既婚女性の習慣であったお歯黒にも使われました。インキや白髪染の原料にもなっています。 パイオニア的植物ですので、渓流沿いの林縁でよくみられます。典型的な陽樹ですので、周辺部に樹高のある木が繁茂しはじめますと、次第に消滅していきます。 8〜9月に本年枝の先に、円錐花序を付け、黄白色の小さな花を多数咲かせます。扁平な球形をした4mmほどの果実を付けます。熟すると白い物質を分泌し、果実はリンゴ酸カルシウムを含む白い粉に被われます。台湾の先住民や日本の山間部では塩の代用にしたそうです。 (2012.10.22[Mon])
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車山に映えるヤマモミジ |
白露の 色はひとつを いかにして 秋の木の葉を ちぢに染むらむ (藤原敏行) ヤマモミジが、まさに「千々に染むらむ」という光景で、秋の温もりのある陽射しを浴びて、紅・朱や黄色味の強い鮮やかな葉もあり、色とりどりです。 車山高原の今、ニホンジカの発情期で、オスジカが縄張りを主張するときの鳴き声が、夕方以降になるとうるさいぐらに響き渡ります。シカたちは、草紅葉を食みながら繁殖活動をしているのでしょうか?出産は初夏です。 モミジとカエデは同種の植物で、植物分類上は共に同じカエデ科カエデ属の樹木で、カエデ属のうち紅葉する種をモミジと通称するだけのことです。モミジとカエデを分類するのは、盆栽の世界だけだそうです。 カエデ科の中には、樹液が甘いサトウカエデなどの樹液を濃縮してメイプルシロップとして利用する品種もあります。 (2012.10.21[Sun])
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今!車山高原の紅葉が真っ盛り |
今年は寒気の訪れが遅く、信州の紅葉の名所と呼ばれる各地で、ようやく紅葉が一変に見頃を迎えました。 車山高原を中心に、白樺湖周辺と蓼科山の秋色の湖畔風景、今年も相変わらず、国道152・大門街道のハウチワカエデ・ヤマザクラ・ヤマモミジなどの色とりどりの朱紅色があって、その渓流と眺望が広がる山間風景とあいまって、車窓から暫くは楽しめます。 一方、蓼科の横谷観音のカエデを主体とした紅葉が、最盛期を迎えています。眼下に見る王滝と、それを包みこむ渓谷の紅葉美が幻想的です。そこからは、南アルプスから北アルプスの槍ヶ岳までの山岳風景と諏訪の東部が一望されます。 車山の山頂から山麓までの遊歩道沿いには、今でもリンドウが花を咲かせています。草紅葉もまだまだきれいです。特に目立つヨツバヒヨドリ・ハクサンフウロ・ヤナギランなどの紅葉です。ビーナスライン沿いのヌルデ・カエデ・ナナカマドの紅葉も見頃です。 (2012.10.20[Sat])
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美しいリョウブの紅葉 |
写真はレア・メモリーの近くにある車山のリョウブの紅葉です。これほどリョウブが美しく紅葉するのは珍しいです。我が家の庭のリョウブは、むしろ黄葉です。 漸く、一気に紅葉が始まりました。 大門街道から白樺湖・車山と蓼科の横谷観音など、今年は、紅葉の当たり年のようです。 ビーナスライン沿いの車山南斜面(標高1560m〜1900m)では、深山ガマズミ・オオカメノキやカエデ類の紅葉とミズナラ・ダンコウバイ・ダケカンバの黄葉とが入り混じってきれいです。 ただ寒いので、暖かい恰好で来て下さい。ただ今は、雨で外気は10℃です。 (2012.10.18[Thu])
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車山のペンション レア・メモリーの紅葉風景 |
レア・メモリーの庭は、今が紅葉の真っ盛りです。ドウダンツツジ・レンゲツツジ・ハウチワカエデ・ヤマモミジ・ヤマブドウなどの紅色が美しいです。 山菜でお世話になったコシアブラの黄葉が独特で、幾分、薄緑かかって、秋の陽射しを透して、柔らかく輝いています。 今年は、リョウブが1本だけ、真っ赤に紅葉しています。リョウブの若葉は戦国時代から食用にされ、令法飯と呼ぶ、まぜご飯にするという話が知られていますが、美味しくありません。 リョウブは、材質が緻密で堅く、床柱や木炭になります。また、手に入れ易いネバリのある木であるため、かんじきに使用されていました。 (2012.10.14[Sun])
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車山を彩る紅葉の木 |
車山の紅葉の木 オオカメノキ(大亀の木)・ヤマモミジ(山紅葉)・ハウチハカエデ(羽団扇楓)・コハウチワカエデ(小羽団扇楓)コミネカエデ(小峰楓)・オオイタヤメイゲツ(大板屋名月)・ミヤマガマズミ(深山ガマズミ)・ナナカマド(七竈;10月第1週で終わります。)などがあります。 ミズナラ(水楢)・ダケカンバ(岳樺)・ダンコウバイ(檀香梅)は、黄葉です。 車山を彩る紅葉の木は、リョウブ(令法)・ヤマウルシ(山漆)・ヤマブドウ(山葡萄)・ヌルデ(白膠木 )など、まだまだ沢山あります。 (2012.10.13[Sat])
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車山と八ヶ岳の西南麓は稲刈りの時季 |
茅野市役所は標高801mにあります。日本の市役所では、一番高い標高となります。ちなみに箱根山の堰止湖、芦ノ湖の水面の標高723mです。 車山の東南麓と八ヶ岳の西麓、北山に広がる水田は、標高900〜1,100mあたりにあり、昔は冷害により、稲穂の三分の一から四分の一が青立で実らないことが、度々あったそうです。 田植えしたばかりの頃や成長期に、水温が低いままの水を取り込むと、成長が遅くなってしまいます。 それの積み重ねで、同じ水田でも成長の度合いが違ってきて、ほとんどが黄金色になっているのに、取水口付近だけがまだ青いままと、その色合いで成長の遅れが確認できるようになります。 通常、水田の水は、日光で温められ、その温かさが、稲の成長を助けたりもしています。 車山周辺の白樺湖・女神湖・蓼科湖や汐などの灌漑施設により、冷たい地下水や山水が直接流入しないよう、日光で温められてから水田に引き入れられます。 (2012.10.10[Wed])
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横谷渓谷の紅葉は週末あたりから、そろそろ・・・ |
お客様の話によると、車山湿原の紅葉は、八島ヶ原よりも綺麗と言われます。それで、慌てて蓼科の「横谷観音」へ行ってみたのです。 なにしろ、我が家の庭の紅葉が、綺麗なので、最早、紅葉の最盛期かと思いましたが、「横谷観音」の現在の状況から全体が美しく染まるには、後10日位は掛かるでしょうか?それから車山・白樺湖の紅葉が最盛期を迎えます。 「横谷観音」を訪れた観光客が、「今年も紅葉は駄目ね」と私に話しかけてきました。去年も、今年も信州の紅葉は見事に彩っていました。口はばったい言い方ですが、標高差の違いと、その時季を見分ける目がないとその良さは分からずじまいとなります。 「横谷観音」へ行く途中でも、マユミの上品な薄桃色と、山桜の陽射に映える紅色と、山葡萄が木々に巻き上がり、それが染まる少し黒ずんだ赤色と、ヤマウルシがこれこそ紅葉とばかり一番早く自己主張する光景が山肌の到る所で見られ、それが運転しながら眺める一瞬毎の観賞となりました。 (2012.10.9[Tue])
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霧ヶ峰高原のススキと引き馬 |
霧ヶ峰の蛙原にあるグライダー練習場で、好都合にもグライダーの離陸を見る事が出来ました。凧を上げるようにワイヤーで引き上げられグライダーが、上空で切り離され、フワリと滑空し始める光景は本当に感動的です。 引き馬は、 蛙原の霧鐘塔を眺めらがらススキ野を巡ります。一人2,000円を払って乗ります。 5分程度の引き馬ですが、それ以上は初心者の尻が痛くなるので丁度よいぐらいのです。 霧鐘塔は霧ヶ峰高原のシンボルとして見晴らしの良い蛙原の頂上に建ち、晴れの日にはハイキングやトレッキングの目印にもなっています。 コバイケイソウ・ニッコウキスゲ・マツムシソウなど、季節の高山植物が緑の草原を色とりどりに染め上げる時季は去り、今では、ススキの花穂が広大な草原を、一面に覆い尽くし、富士山やアルプス、八ヶ岳連峰など、日本が誇る名峰の数々が一望されます。 (2012.10.3[Wed])
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車山高原の秋、最期に咲くリンドウ |
リンドウが澄み切った秋の空の下、ひっそり咲く姿が美しい! 群生せず、一本ずつ咲く姿から花言葉は「悲しんでいるあなたを愛する」といわれています。 清少納言は、「枕草子」で 「リンドウは、枝ざしなどもむつかしいけど、こと花どものみ霜枯れたるに、いとはなやかなる色あひにてさし出たる」と記しています。 リンドウは大陸産植物の変種で、その母種の漢名が「竜胆」で、それを音読みしたリュウタンが、なまってリンドウになったという。 (2012.10.2[Tue])
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車山湿原の紅葉 |
今現在、外は20℃です。 3日前に、八島ヶ原湿原に行ってきました。 丁度、草紅葉の最盛期でした。 アサマフウロやヤナギランが真っ赤に、ヨツバヒヨドリが紅褐色に、紅葉していました。 木々の方は、まだ早く、レンゲツツジやマユミが染まり始めたかなという感じでした。 帰りに寄った霧ヶ峰の強清水のススキの群生は見事でした。 丁度、上空をグライダーが飛行していて、願っても無い景色となりました。 車山湿原のレンゲツツジは、紅葉していましたが 車山の山腹から頂上に掛けては、ヤマウルシすらも紅葉していないようでした。 レア・メモリーの裏庭では、レンゲツツジ・タラ・マユミ・ヤマブドウ・ドウダンツツジが紅葉しています。 多分、車山の紅葉は今月の中旬頃が、見ごろになると思われます。 今は、車山高原から霧ヶ峰一帯の、ススキの群生が素晴らしいです。 (2012.10.1[Mon])
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草紅葉の八島ヶ原湿原と宿り木 |
大きなミズナラの枝の先端に、緑色のまん丸の宿り木が吊り下がっています。 八島ヶ原から旧御射山へ向かう木道沿いです。 八島湿原には11箇所の宿り木があるそうです。これが一番、形が整っています。草紅葉を背景に、常緑性の宿り木が幻想的です。 冬の雪景色の時にも来ようと思っています。 (2011.10.18[Tue])
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車山高原の多彩な紅葉 |
今が紅葉の最盛期です。カエデ・レンゲツツジ・ヌルデの紅葉とオオカメノキや白樺の黄葉、透明な黄緑色のコシアブラの葉も秋の陽射しを透して美しい! ススキの尾花が銀色に揺れて、その葉先も薄い黄褐色で、高原を一面に染め上げています。 白樺湖周辺の、桜とカエデの紅葉と、山腹の圧倒的なミズナラと白樺の黄葉が見事です。 大門街道も桜とカエデで主体で、例年以上に迫力があります。 (2011.10.17[Mon])
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車山高原の紅葉 |
今が最盛期です。ビーナスライン沿いの車山が美しい! 「言葉が空しい、秋の車山」とカメラマンが絶句するほどの景観です。多くの人々が撮影し、この大景観を撮えてきました。 大門街道と白樺湖のカエデ・ヤマザクラの紅葉も、今が見頃です。 (2011.10.12[Wed])
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八島ヶ原湿原の草紅葉 |
八島ヶ原湿原の草紅葉の紅葉が始まりました。群生するススキの尾花を透してみる、八島ヶ池の輝くサファイアの碧面が美しいです。秋空の穏やかな青空に下に男女倉山・物見石・蝶々深山・車山などの車山連峰が遠望できます。蓼科山も意外なところから顔をのぞかせています。 八島ヶ原は、薄紅色の草原です。イワノガリヤスの花穂も秋の終末を演出しています。 車山湿原の草紅葉も始まっています。車山斜面のレンゲツツジ・ナナカマド・カエデ・オオカメノキなどの紅葉は、あと4,5日後でしょうか。 (2011.10.4[Tue])
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車山湿原の紅葉 |
レンゲツツジ独特の暗紅色が湿原一帯を支配しています。見事な光景です。 マユミの葉は優しげに淡いピンク色に染まり、一目で分る美しさで光彩を放っています。 所々に群生するダケカンバ・ミズナラの黄葉が、彩りに深みを与えてくれます。 車山山頂付近はナナカマド・ヌルデ・山ブドウなどの葉で、赤く覆われます。 足元の歩道沿いには、ハクサンフウロやミヤマニガイチゴの草が真っ赤に紅葉し、道行く人々は、その鮮やかさに度々驚かされます。 行き交う人の顔も夕陽に映え橙(だいだい)色に輝き、喜色溢れる風情が嬉し気にみえます。 車山湿原の西方に眺められる鷲ヶ峰と美ヶ原が印象的な光景になります。なぜか、美ヶ原の高原台地はいつも山霞上にあります。 その東方、車山高原の裾野を覆うススキの花穂が、波打つ上空に浮かぶ濃紺の蓼科山が美しい!その左側の台地が「将軍平」です。 (2010.10.11[Mon])
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八島湿原の草紅葉が今きれいです! |
八島ヶ池の浮島に自生するシツゲンヤマウルシは、他の紅葉に先駆けて、真っ赤に染まりますが、そのピークは過ぎました。今現在、ハクサンフウロウ・ ミヤマニガイチゴ(深山苦苺)の真っ赤な紅葉、マユミの淡い上品な紅桃色の紅葉、群生するレンゲツツジの暗紅色の紅葉、周囲のミズナラ・ダケカンバの黄葉など湿原ならではの草紅葉が見られます。10月上旬の今が見ごろです。 男女倉山・車山のリンドウの青紫色の花が、秋の日射しを受けて目映い! 一面にわたるススキの花穂も夕陽を浴びて銀色に輝き波打っています。 (2010.10.6[Wed])
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レア・メモリーの裏庭にリンドウが咲き始めました |
リンドウは本州、四国、九州の原野に分布しています。高さ60cmくらいになる多年草で、直立あるいは斜上する茎の上部に、4〜5cmの青紫色の花を着けます。花は円筒状の鐘型で、先端は五裂します。 その他日本では、リンドウの基準変種で対馬に自生するトウリンドウ、本州中部以北〜北海道、千島、サハリンに分布するエゾリンドウ、中国東北部や朝鮮半島にも見られるトウオヤマリンドウ、本州中部から北海道の高山に分布し、7〜8月に開花するミヤマリンドウなど、数多く見られます。花期は8月〜10月。 リンドウは大陸産植物の変種で、竜胆を含む漢方方剤に、竜胆瀉肝湯(りゅうたんしゃかんとう)、立効散(りっこうさん)などがあり、その苦味は強く、「まるで竜の胆(きも)のようだ」というところから「竜胆」と名づけられたといわれています。その中国名の音読みです。 (2010.10.2[Sat])
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大河原峠から双子山に登り、双子池の紅葉を訪ねる |
大河原峠を起点に大きな石が露出する登山道から、緩やかな尾根筋を登っていくと、約20分で双子山の山頂に到着します。双子山山頂付近は岩が点在していますが、丈の低い笹原に覆われ、渡る風が冷たく、広々として爽やかさが満喫できます。繁茂する笹の中には、たくさんのコケモモが混在しています。 360度のワイドな展望で、北横岳、蓼科山、前掛山が望め、東方には雲海の上に奥秩父の山々が浮かびあがります。ここからは、下りの登山道で、前方を大岳が視界を遮ります。 双子山から30分ほど下ると、やがて双子池ヒュッテの建つ双子池に下り立ちます。雄池と雌池の2つからなる太古そのままの自然を残す美しい双子池が、静かにたたずんでいます。池の回りはコメツガやシラビソなどの針葉樹林の樹海で覆われ、ナナカマドやカエデが、鮮やかに紅葉していました。その背景は大岳です。さざ波静かな澄みきった水は、空の青と樹海の緑を映して、束の間の安らぎを与えてくれます。 (2009.10.5[Mon])
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