美しい車山高原【新緑の季節】 旅ネット信州 |
「蕗のとう」の季節が終り、今、車山高原は、コゴミ、行者ニンニク、コーレ、ミネバなどの山菜が、量も種類も豊富に採れる時季となりました。 「コシアブラ」の若芽も、あと数日で、美味しく食べられるようになります。山菜の天ぷらとしては、最高の素材ですが、アクが無いのに、味が濃く、香り豊かですから、サラダにも胡麻和えにも最適です。 そろそろ車山名産の「ヤマウド」も、採れ始めています。タラの芽より、ボリュームがあって、優しい香りとほのかな苦味があります。採れたての柔らかい茎の薄皮を剥き、マヨネーズ味噌を付けて食べるのが、一番のお勧めです。 |
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車山高原から八子ヶ峰
白樺湖と車山高原の境は大門峠です。
標高1,400mから車山山頂まで1,925mの高原です。 |
車山高原の三界の塚より
八ヶ岳の手前の八子ヶ峰の稜線の新緑が目映いです。谷間の渓流が音無川です。 |
車山の中腹・遊歩道から
ここから車山山頂まで、後徒歩で70分位です。
前方の平らな山が、カシガリ山です。その西側が霧ヶ峰! |
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白樺とカエデの新緑
樺の丘を越えた殿城山にて |
四方に展開する遊歩道
白樺湖を見下ろす絶景地! |
行者ニンニク
庭に自生します。スープの浮き実にどうぞ! |
早春の里山風景
八島湿原 |
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ミズナラの 車山樹叢から沢渡へ |
車車山の白雲木の花
早朝の明るい青空に、真っ白なひつじ雲が、群れをなして、頭上高く浮かぶ、穏やかな日でした。
車山高原の森の中は、白いニワトコの花とナナカマドの花が目立ちます。
たった一本でしたが、3m位のハクウンボク(白雲木)が、総状に白い花を連ねて咲いていました。
上品な優しい花です。 |
東俣川の酸実(ずみ)の花
鶯のけたたましい「谷渡り鳴き」が、幾分和らぎ、透明な響となって木魂した。
その余韻は、森林に包まれながら、しだいに溶けていった。
上空にノスリが旋回している。
やがて薄雲が支配する宙に吸い込まれたようだ。
八島ヶ原湿原から下諏訪の諏訪大社秋宮に下る道筋から、東俣川の渓谷を見渡すと
雲間から漏れる日差しが、渓谷に幾層にも重なる酸実の若葉それぞれを
明暗を分けて照ら出していた。
春風にそよぐ高木の白い花々が、薄雲から漏れる陽射しを柔らかく受けとどめていた。
ゆったりとした時の流れが、一時止まったようだ。
幾筋かの瀬音の流れで知らされる東俣川は、森の深みに引き込まれ、暗く沈む渓流となっていた。 |
早春に咲くラショウモンカズラ
ラショウモンカズラは、風の心まかせて咲き続ける花です。
ズミ・カエデ・シラカバの若葉が美しいこの季節に、その株元に数株ずつ咲きます。
車山高原の日差しは、心地好いようで、青紫の花の色が照り映えています。
ニリンソウ・スミレ・キジムシロなどと同様に、カヤが繁茂する前に咲く早春の花です。
夏にランナー伸ばして小群落を作り、冬は根で休眠し、春になると再び芽吹きます。 |
ヤマナシの木
残雪を残す南アルプスを背景に、大懸崖作りの豪壮な枝ぶりに、真っ白な花を咲かせるヤマナシの巨木が、見頃を迎えました。
ショウジョウバカマ・キジムシロ・ミツバツチグリが既に春を告げ、今日は、庭にニリンソウ・サクラスミレとラショウモンカズラが咲き始めました。
本日、午後、カッコウの囀りが、タラの木が芽吹く庭に響き渡ります。 |
車山湿原の美しい水苔 2015.5.9.
車山湿原の清らかな湧水の流れに、密生するクッション状の水苔の小群落との出合いでした。
若草色に輝く水苔の柔らかさが、ビロードの感触として伝わってきます。 |